賃貸募集費用

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賃貸の募集でかかる費用とは?相場や注意点なども解説します!

不動産の世界で、アパートやマンションなどの賃貸を募集する際に必ず必要になってくるのが費用です。

賃貸の募集でかかる費用には、仲介手数料と広告費というものがあります。

しかし、仲介手数料はご存知の人も多いと思いますが、広告費がどのようなものなのか分からないという人も多いでしょう。

そこで今回は、賃貸の募集でかかる費用とは?というテーマで、相場や注意点なども併せて解説していきたいと思います。

賃貸の募集でかかる費用とは?

それでは早速、賃貸の募集でかかる費用について解説していきましょう。

仲介手数料

賃貸の募集でかかる費用のうちの1つが、仲介手数料です。

仲介手数料は、大家さんが仲介業者に賃貸の仲介を依頼した際の成果報酬として支払うものです。

仲介手数料は、仲介業務そのものに対して支払うもので、宅地建物取引業法で「家賃の1ヶ月分」が上限と定められています。

大家さんと借主の両方が支払うケースと、どちらか一方だけが支払うケースとがあります。

広告費(AD)

賃貸の募集でかかる費用の2つ目は、広告費(AD)です。

広告費(AD)は、賃貸募集をする際に入居率をアップさせるための広告に対して支払う費の事を指し、仲介手数料とは全く異なります。

基本的には、その賃貸物件の大家さんが不動産仲介業者に対して支払います。

広告費(AD)は、借り手が見つかったら支払う成果報酬です。

広告費(AD)は、仲介手数料のように法的な上限が定められておらず、仲介業者と大家さんとの間で決める事になります。

賃貸募集でかかる広告費用(AD)の相場は?

それでは次に、賃貸募集でかかる広告費用(AD)の相場について解説していきたいと思います。

広告費用(AD)は、法的な上限がないため地域や時期によっても大きく変動するので、具体的な金額は出ていないのが現状です。

例えば、賃貸に対するニーズが高くなる1月~3月頃は、広告がなくても空室が埋まりやすいですよね。

そのため、このようなニーズが高まる時期の広告費用(AD)は相場が低くなり、中には広告費用(AD)を設定しない物件も多いです。

逆に、賃貸募集のニーズが低くなり空室が埋まりにくい時期は、広告費用(AD)の相場も上昇しがちで、多くの場合は家賃の1ヵ月~2ヶ月分を設定します。

賃貸募集の広告費用(AD)を設定するメリット

では次に、賃貸募集の広告費用(AD)を設定するメリットについて解説していきましょう

大家さん側のメリット

まずは、大家さん側のメリットです。

広告費を出せば、不動産会社が賃貸をお客さんに紹介してくれる頻度も上がりますし、担当者の営業にも力が入るので成約率が上がるというメリットがあります。

そのため、空室が早く埋まる事になり、メリットが大きいと言えるでしょう。

仲介業者側のメリット

仲介業者の担当者にとっては、固定給に加え売り上げに応じたインセンティブがプラスされる事になり、広告費(AD)が設定されている物件を成約させればお給料が上がるというメリットがあります。

そのため、仲介手数料のみの物件を紹介するよりも、メリットが大きいと言えますね。

広告費(AD)を支払う際の注意点

それでは最後に、賃貸募集で広告費(AD)を支払う際の注意点について解説していきましょう。

広告費(AD)は、仲介業務に対して支払う仲介手数料とは異なり、広告やコンサルティングなどに対して支払う費用です。

そのため、仲介業者に広告費用(AD)を支払う際は、個別に「広告宣伝契約」「コンサルティング契約」などを締結する必要があります。

このような契約を締結しないまま、広告費(AD)を支払うと、宅地建物取引業法に抵触する可能性があるので注意しましょう。

また、広告費(AD)の金額設定にも注意が必要です。

仲介手数料とは異なり、法的な上限の定めがない事から、しっかりと相場を調べてから設定する事が重要です。

不動産仲介業者としては、広告費(AD)が高い方がより積極的に営業活動をしようという気持ちになると思いますが、賃貸を経営している大家さん側からすれば空室を早く埋めるための費用ですので、必要以上に高くなってしまうと経営に支障が出てしまいます。

まとめ

さて今回は、賃貸の募集でかかる費用とは?というテーマで、相場や注意点なども併せて解説してみました。

賃貸の募集でかかる費用は、地域や時期によって相場が異なり、特に相場の上限が法的に定められていない広告費(AD)に関しては、しっかりと話し合いをした上で設定する事が重要となってきます。

大家さん側としては、広告費(AD)を設定した方が、空室が早く埋まるというメリットがあるため、効果的に広告費(AD)を設定して空室対策に役立ててみるのも良いですね。

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