家を購入した後、転勤になったり家族の世話するために実家に戻ったりすることで急に賃貸に出すか売却するか悩まれる方も多いかと思います
売却する場合はいいお値段で売れればいいのですが価格的に納得いかない場合は賃貸にされる方も非常に多いです
初めての賃貸で知っておきたい三つのことについてまとめております
普通賃貸と定期借家賃貸があります
普通賃貸借契約の場合は自動更新になりますので2年間としても5年になる場合もあれば10年にもなる場合があります入居者が出ていくまで基本的には賃貸として歌詞続けることになります
定期借家定期借家で賃貸に貸す場合は期間が設定されているので2年でしたら2年、5年でしたら5年という形で期間限定で人に貸すことができます
ただ期間が限定されるため賃貸で入居される方は非常に少なく家賃を大幅に下げるなどマイナス面などもあります
原状回復について
人に自宅を貸すことによって汚れたり壊れたりすることも考えておかなければなりません
原状回復というのは基本的に元の通りに戻すというわけではなく経年劣化といって通常使っていく上で汚れであったり痛みなどは入居者に請求することができないと言うことが国土交通省のガイドラインで出ております
数字を使っていく経年劣化は毎月の家賃の支払いに含まれるという考え方のためにです
賃貸でしなければいけないことと費用
自宅を貸すことで入居者とのトラブルをなども考えると不動産屋さんに間に入ってもらうのが一番安心です
不動産業者に頼む時にはどれだけの費用がかかるのでしょうか
管理費用と募集費用
入居者募集 広告料家賃の1ヶ月から2ヶ月文
管理費用を 1000円から家賃の5%
10万円の家賃収入がある場合年間でかかる管理費用は約6万円かかります
金融機関への通知
金融機関への報告も怠ってはいけません賃貸に不動産を貸すということは事業用ということになります
住宅ローンは自宅としての利用のため住宅ローンが組めますただやむを得ない理由があれば金融機関もダメとは言いません
理由をしっかりと説明して金融機関には納得してもらうようにしましょう
確定申告の義務
不動産を人に貸すことで家賃収入を得ていますのでサラリーマンさんの場合では給与収入プラス不動産収入があるということで確定申告を行います
税理士さんにお願いされる方もいらっしゃいますが個人で申告されていらっしゃる方も非常に多いです
不動産収入の場合不動産会社に支払った諸経費またマンションの管理費減価償却費住宅ローンの金利などが経費として認められますのでマンションの家賃収入とからそれらの経費を差し引いた金額に税 かかるという形になります
まとめ
自宅を賃貸に出す場合やはり人に貸すということで亡くなられたり事故に遭う可能性もありますそういった不動産を心理的瑕疵のある物件といい不動産の価値は以前に比べて20%から40%は落ちる場合があります
賃貸にする場合は当然リスクも非常にあるということを考えておかなければなりません
私ども不動産会社は取引をお勧めするわけではありませんが売却された方が後々リスクは非常に少なくなることをおすすめしています