賃貸住宅を借りるときはまとまった費用が必要です。
知っていれば物件を借りる時期やどこの不動産会社にいくかによってによっては初期費用をぐっと抑える方法も実はありますが注意点もあります
最近では仲介手数料無料という不動産屋さんも多くなっていますが大丈夫?という声もあがってきそうですが、実際のところどうでしょうか
おすすめの賃貸の借り方をまとめてみました
賃貸住宅の費用を安くおさえる5つの方法
敷金・礼金0円物件を探す
ゼロぜロ物件は非常に人気です。
以前は人気のない物件をゼロゼロにしていましたが、現在は人気物件も家主様の意向を踏まえてゼロゼロにしています
フリーレントが設定されている物件を探す
入居から数日~数カ月の家賃を無料にするサービスです。インターネットでフリーレント物件を探すことができます。
インターネット完備、エアコン完備の物件を探す
賃貸住宅の物件資料にはインターネット完備 インターネット無料 WIFI無料などという物件があります。
最近ネットの費用は安くなったといえども月々3,000円~6,000円かかる場合も多いです。
物件に迷われたらネット無料を是非選ばれたら費用は抑えられます。
ただ、通信速度、セキュリティ面など希望するものではないかもしれませんので十分に検討してみてください。
(YouTubeの閲覧には一般的に5Mbps程度あればいいとされています)
④借りる時期を考える
特に春は移動時期で物件が非常に少ないイメージが一般的にあると思いますが、入居希望がある一方で退去を希望する入居者も非常に多いです。
その中で条件が悪いお部屋などは賃料交渉などの対象になる場合があります。
毎年2月3月は引っ越し費用が上がります。
引っ越しを少しずらすことで引っ越し代も抑えることができます
⑤仲介手数料半額 それとも仲介手数料無料の不動産屋さんで探す
仲介手数料半額や無料を強みにしている不動産会社もありますのでそういったお店を選んで借りることもいいのではないでしょうか
賃貸住宅の初期費用とは
敷金 | 住宅を借りるときに家主さんに預けるお金。お部屋を返す時に特に問題がなければ(敷金-敷引)の差額が入居者さんにご返却されます |
礼金 | 家主さんにお礼の意味で支払う金銭。礼金は退去時には返金されません |
仲介手数料 | 不動産会社に支払う成功報酬になります。家賃1カ月分に消費税~無料まで会社によって違います |
日割り家賃 | 入居日が月の途中の場合1カ月の家賃の一日分を入居日から月末までの日数分を計算してお支払いします |
賃貸保証料 | 保証人の代わりに保証会社を立てる賃貸住宅でかかる費用。費用は家賃1カ月分が多いですが保証会社によって異なります。物件自体が保証会社利用が条件の物件が多いですが保証人を立てれば保証会社がいらない物件は初期費用が抑えることができます |
火災保険料 | お部屋に対してお支払いします。費用は2年契約で12,000円から25,000円ぐらいです。最近分割1カ月1,500円というものもあります |
鍵の交換費用 | 前の入居者さんが利用していた鍵を交換する費用です |
通常、初期費用は約家賃の3カ月分~6か月分です
ゼロゼロ物件のメリットデメリット
ゼロゼロ物件とは
ゼロゼロ物件とは保証金礼金がゼロ円という賃貸物件になります。
初期費用が絶対的に抑えることができますので格安に引っ越しができるメリットがあります。
ただ、保証会社加入という条件設定がされている場合が多いです。
通常は保証金や礼金をご入居時に預かることにより家賃滞納や退去時の費用の清算に当てていましたが保証会社加入により家主さんへの保証が担保されているために保証金礼金ゼロ円という物件がでてきました。
ゼロゼロ物件のメリット
①初期費用は抑えることができる
②短期入居のため違約金を支払ったとしても通常借りるより費用は抑えることができる
③保証金、礼金の分を賃料に上乗せすることができるためグレードアップしたお部屋に入居することも可能
ゼロゼロ物件のデメリット
①選択肢が少ない
②家賃が高くないかの確認が必要
③退去時に現状回復費用を用意しなければならない。保証金アリの物件であれば退去時に保証金の金額内であれば相殺される
④契約内容が通常と異なるため契約内容を十分に理解しなければならない
⑤不人気物件の可能性がある
⑥諸費用が高くなる
ゼロゼロ物件の注意点
借りる側の注意点としてはデメリットが特に気にならないということであれば初期費用を抑えたいいお部屋探しです
ところが物件によっては礼金や保証金を無料にする代わりに、別名目費用がかかっている可能性もあります
生活サポートという商品が月々に組み込まれている場合やお部屋消毒費などの項目でプラスアルファの費用が掛かる場合もありますので、ゼロゼロ物件の場合はほかに費用がかかるのかをあらかじめ聞いていたほうがいいかもしれません
フリーレント
フリーレントとは
フリーレントとは一定期間(約1カ月~3カ月)賃料無料という条件付賃貸住宅のことです。
よく空室対策のために賃料を下げるより限定的なサービスとして設定される場合があります。
メリットは初期費用を抑えることができますが、短期間での解約については違約金の項目がある場合があり、たとえば1年未満での解約については家賃1カ月分を違約金として支払うことが条件などの場合がありますので短期で引っ越しを考えなければならない場合はお勧めできない物件になります
諸費用の色々
管理会社、家主さんの意向で費用が設定されている場合があります
- 更新料・・・2年目契約から更新する時に家賃の1カ月分かかる場合があります。制度は関東圏が中心でしたが関西でも管理会社によっては更新料がかかることがあります
- 防虫駆除・・・入居時に防虫のオプションサービス費用は1万円~2万円かかることがあります
- かけつけサービス・・・火災保険とセットで月2,000円~3,000円の費用がかかります
UR賃貸住宅もかなりおすすめです
吉岡里穂ちゃんで有名なURでア~ル
日本全国にある住宅公社の団地をUR都市機構という名称になっています
古い団地と思われがちですが、実はかなりお得になっているお部屋も多いです。
おすすめはリノベーション済みのお部屋です
すべてのお部屋がリノベーションされているわけではなく、一部のお部屋がリノベーションされています
よく、リフォームとリノベーションの違いを聞かれますが、リフォームは古くなったものや汚れたものをきれいにするだけです
リノベーションは間取りや設備を入れ替えて部屋を一新して、魅力的な部屋に帰ることができます

UR賃貸住宅は諸費用が安い
礼金・仲介手数料・更新料がいらないのはもちろんのこと、保証人がいらないというのが実はかなりお得です
賃貸住宅は払いぱなしの費用が意外におおいです
- 礼金(家主さんへのお礼のお金)
- 鍵交換費用
- 保証費用
- クリーリング費用
などが民間賃貸にはかかります
Ur賃貸住宅は一切かかりません
さらに割引制度がついている部屋もあります
子育て世代、35歳以下など条件が合えば、家賃が20%安くなる場合もあります
入居時退去時が日割り計算
民間住宅が入居時は入居日からの日割り家賃で入居できますが、退去時は月末まで家賃は絶対にかかります。
UR賃貸は入居時退去時も日割り家賃が可能です
保証金2か月のうち退去時にいくらかかる?
URの手引きで退去時の費用の例が挙げられていますが、平均3万円~4万円程度と紹介されています
汚れがひどくなればそれ以上かかる可能性もあるかもしれませんが、お部屋をきれいにしてお住まいされた場合は引かれる費用も抑えることができます
まとめ
賃貸住宅の費用を安くする方法はいかがでしたでしょうか。
メリットデメリットを考えてお部屋探しをすることでより選択肢はますます増えると思います。ご参考になれば幸いです。