賃貸住宅を借りる時に入居申込書に必ず年収を記入しなければいけません
手取り収入もしくは総収入ってどちらを書くのか悩んでしまいますね
サラリーマンさんは年収を書くときは手取り収入ではなく、税込みの総収入で書くことが一般的です
自営業者さんの場合は売上から経費を引いた申告所得を書くことが一般的です
賃貸住宅に必要な年収についてまとめてみました
入居申込書に記入する年収とは
賃貸の年収を書くときにどの収入を書くのか悩んでしまいますね
一般的に年収と書く場合は総収入を書きます
手取り収入とは違い所得税・住民税や健康保険料親雇用保険料などの費用関係はすべて含んだ金額です
会社が従業員さんにお支払いした総額を書くことで大丈夫です
年収の水増しダメ
1.源泉徴収票
2.住民税決定通知書
3.市県民税の所得証明書
家賃と年収の関係(めやす)
人そろぞれ、家計によって家賃にかけられる費用は違いますが、目安があります
収入の20%~30%ぐらいで賃貸を借りる方が多いです
審査も40%~50%を超える場合、無理をされていないかどうかを確認することがあります
あくまでも目安ですが、家賃と収入の関係になります
年収 | 家賃の目安 |
---|---|
400万円 | 8万円(年間96万円) |
500万円 | 10万円(年間120万円) |
600万円 | 12万円(年間144万円) |
700万円 | 14万円(年間168万円) |
800万円 | 16万円(年間192万円) |
900万円 | 18万円(年間216万円) |
1,000万円 | 20万円(年間240万円) |
賃貸マンションの審査は家賃保証会社が6割
最近では不動産屋さんが入居審査を行うということは少なくなり、家賃保証会社の審査を利用しているのが全体の6割が利用しています
家賃保証会社による審査が一般的です
家賃保証会社が審査を行います
主な審査内容は
- 収入の確認
- 勤務実態の確認
- 家賃滞納履歴
家賃保証会社は情報を共有している会社もあればそうでない場合もあります
そのため、一度審査が不承認になった場合も違う保証会社で審査をすると承認されるということもよくあります
足りない時は同居人との収入合算
同棲の場合
兄弟の場合は管理会社や家主さんによって判断が分かれるところです
どうしても兄弟の場合は入居してからどちらか一方が引越しする可能性があります
そのために、もし一人になっても家賃が払っていけるのかを確認されることがあります
- 人気物件 ⇒ 審査が厳しい
- 不人気物件 ⇒ 審査が緩い
少子化、空家問題など賃貸が今後供給過剰になっていくことが予想されています
空き住戸が増えると、少し支払い不安があっても入居者を探すことが第一になってきます
入居審査についてはウソなど付くことなく、本当のことを伝えることが結果的にいいことがあります
UR賃貸住宅って聞いたことはありますでしょうか?(UR賃貸住宅審査基準)
UR賃貸住宅は家賃の4倍の収入が必要になりますが、次の方法でも入居審査を行っています
- 1年分の家賃の前払い
- 家賃の100倍の預貯金
- 別世帯との親族(親兄弟)との収入合算
① 1年分の家賃の前払い
UR賃貸住宅では1年分の家賃を前払いすることで、割引制度と審査がフリーになります
特に自営業者の方や現在お仕事を休まれている方、年金所得の方がよく利用をされています
② 家賃の100倍の預貯金
銀行から家賃の100倍の残高証明のみで審査はフリーになります
5万円 → 500万円の残高証明
③ 別世帯の親族との収入合算
兄弟や両親、子供との収入合算ができますが、別世帯でも大丈夫です
万が一家賃が支払いが厳しいときは、親族がお手伝いしますよという念書が必要になります
まとめ
いかがでしょうか
賃貸住宅の審査は不安があります
万が一、所得的に気になることがあればあらかじめ、営業マンに相談することをおすすめします
物件によっては厳しい物件、厳しくない物件があります
担当営業マンが上手くしてくれると思いますよ
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参照記事
家賃債務保証の現状・・・国土交通省