最近では多くなってきている新築未入居物件
サラリーマンの賃貸経営を副業とするオーナー様が増えたことが原因でもあります
賃貸マンションを建築するディベロッパーや建築会社の家賃の想定金額が高くて、実際に1年たっても入居していない新築が増えてきています
新築といえどもある一定期間過ぎると表示は新築とは表示できなくなります
消費者保護の観点から不動産広告には不動産の表示に関する公正競争規約及び施行規則の規制がかかります
3条12項
新築マンションと表示できる
(12) 中古賃貸マンション 建築後1年以上経過し、又は居住の用に供されたことがあるマンションであって、住戸ごとに、賃貸するものをいう。
人が入居したり、建築後1年以上たった住戸は新築マンションとうたえないということです
そのために1年以内に入居者を募集するように、計画をたててからの建築が求められるということになります
入居者募集の注意点
新築というだけではブランドになっていない
最近では駅からの距離が重要になってきています
10年前であれば、新築という表現で駅からの距離については目をつぶってくれる入居者も多かったのですが、
駅から5分以内という条件があり、初めて高額な家賃設定でも入居者が募集できる可能性があります
家賃設定は相場に合わせる
ポータブルサイトに掲載すると、成約するかしないかは2週間ぐらいでハッキリするようです
条件がすこしでもきびしい(家賃が高い、条件が悪い)などは
消費者からそっぽを向かれて全く見られていない場合が多いです
ネットが全盛時代に少しでも高く貸したいという気持ちは逆に収益を悪化させる可能性があります
できるだけ相場に合わせた値付けをすることで早く入居者を募集したほうがいいようです
まとめ
新築といっても、間取り設備などにはこだわりたいです
実際に広告する中で、この設備で決めたというお客様や間取りがよかったという方が
意外に多いです
新築というブランドだけでは厳しい時代です
これから新築マンションを建築されたいオーナー様は相場設定と建物の価値には十分こだわってもらえたら今後の家賃収益も比較的に楽になります