不動産経営はインカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(不動産の値上がり)の両方が入る可能性のある魅力的な投資ですが、実は税制の優遇をしっかりと頂けます
不動産収入が赤字になると給与収入、事業所得などの他の収入から損益通算として収入から不動産の赤字を相殺することができます
つまり、不動産の赤字分を他の所得からマイナスすることができます
ただ、不動産を購入をローンで行った場合は土地部分の借入利息は経費は損益通算できません
不動産経営のインカムゲインとキャピタルゲイン
不動産経営のインカムゲイン
不動産経営においてインカムゲイン(家賃収入)がメインになります
投資をするときには必ず利回りで投資金額に見合う利回りが重要になります
不動産は貸しても減ることがない『打ち出の小づち』ですが、重要なのは専門家とパートナーです
不動産のキャピタルゲイン
安く購入した不動産が高くなり売却すると利益が生まれます
これをキャピタルゲインと言います
逆に値下がりするとキャピタルロスと言います
不動産の価値は立地です
不動産経営が赤字になると損する?
不動産経営が赤字になると損をするということは一概には言えません
不動産経営においてキャッシュを伴わない経費があるからです
減価償却費で実際に会計上赤字になっていても、お金は減っていないということがあります
減価償却費は会計上の話
会計上、物が古くなるごとに資産である不動産の価値が下がるという考え方になります
毎年毎年資産の下落分を減価償却費として一定金額を経費として出すことが許されています
そのため、家賃収入と経費が同じ金額であっても減価償却という経費を出すことで不動産経営は赤字になるということになります
不動産経営の赤字は他の収入と損益通算できる
不動産の赤字は他の収入がある場合は損益通算として、赤字分を他の収入から相殺できます
つまり、赤字が100万円で給与収入が1000万円のサラリーマン家主様の場合は900万円の給与収入になります。
社会保険料、税金など諸々の支払いが900万円の所得にかかるということになります
土地購入の借入利息は経費にならない
不動産購入の場合、土地建物の両方を購入して不動産経営を行います
その際、購入した不動産を金融機関からの借り入れで行った場合、利息も経費にすることができます
ただ、土地・土地部分の購入に使った借入利息は経費として認められていません
まとめ
不動産経営のメリットは非常に多いです
- インカムゲイン➡家賃収入
- キャピタルゲイン➡不動産の値上がり
- 損益通算➡他の所得を経理上下げることができる
などメリットは高いです
不動産経営の経費に認められないものが、土地購入の借入利息です
建物の利息は経費に出すことができますが、土地購入の金利は認められていません