販売して半年間、中古マンションを売りに出しているがなかなか売れないと少し焦りが出ますよね
失敗するのには理由があります
売れないマンションの理由についてまとめてみました
これでは売れない!中古マンション売却の3つの失敗理由
査定額が高すぎる
不動産会社が査定する時の価格は相場ということで、今までの販売事例をもとに算出します
つまり、不動産会社の担当者次第で査定額は大きく変わります
販売実績の少ない会社などは査定額を高すぎたり、低すぎたりすることがよく見受けられます
また、お客様が複数の不動産会社に査定をした場合は少し高めに査定を出すことはよくあることです
不動産会社は依頼をいただいてから、価格を下げることに努力します
価格を下げれば売れないものはありません!
正確な査定をお客様が知るには複数の不動産屋の査定を聞くことが一番です
厳しいことを言う会社もあるかもしれませんが、高い査定額を出しているからというだけの依頼は失敗する可能性を高めます
圧倒的に広告量が少ない
不動産会社にとっての経費は人件費と広告費です
購入予定者に広告は不可欠ですが、広告費を少なくしている不動産会社も多くなってきていると言います
現在ではポータブルサイトの登録と物件周辺のチラシは必ず必要になります
広告をしっかりとする不動産会社に依頼しましょう
魅力的な部屋ができていない
どうしても購入したいというお客様であれば、入居中か空室の差はないです
入居中の物件の場合は生活感があり、購入したいという気持ちがあまり盛り上がらないことが多いようです
入居中の物件の場合はできるだけ物の量は少なくして広く見せることが重要です
玄関は芳香剤などを置いて、生活臭がありましないようにしましょう
特に重要なのは水回りです
カビや汚れがある場合は綺麗に掃除をしてから、お客様を案内するようにしましょう
今後、売却物件が非常に多くなってくることが予想されます
駅前や築浅の物件の場合は特に苦労することなく売却できますが、そうでない物件は一工夫が必要です
失敗しないための売却方法
客観的にみた価格設定
ポータブルサイトをみれば、近所にもいろいろと売却されている中古マンションは出ていると思います
この価格は高い
これでは売れない
この物件なかなか売れない
など、色々感想はあると思います
そういった客観的に不動産を見た価格設定が重要です
こちらのサイトで今までの売却事例を調べることができます。レインズ・マーケット・インフォメーション
納得した価格で売却し続けるのもいいかもしれませんが、
マンションも年々古くなります
- 維持する管理費・修繕金
- 税金
- 住宅ローンの金利
- マンションの経年劣化
などを考えると希望の価格で売れたとしてもこれらの費用は掛かってしまいます
半年間で売れるような価格設定で売却することをお勧めします
マンション販売が得意な不動産会社に依頼
いくらぐらいで売却できますか?
と聞かれて調べる不動産会社はマンション売却の専門家ではありません
○○○万円前後ですよ
と答えられる不動産会社に依頼しましょう
購入層の年齢や家族構成がわかっていないと、販売戦略は作ることができません
レンジの汚れ、浴室のカビ、キッチンはプロに任せる
お部屋見学で購入者が見たいことは
- 水回りの状態
- 部屋の広さ
- 眺望
をご覧になる方が多いです
水回りはご自身で綺麗にすることもできますが、難しいようであればプロに依頼すると数万円で綺麗にしてもらえます
費用は掛かりますが、売却にかかる経費と思ってもいいかもしれません
大手不動産に依頼することで
物件の【囲い込み】には注意
最近ではどこの不動産会社も売り上げが落ちているためにに一つの取引で多く売り上げを上げることに必死です
そのためにグレーなやり方をする不動産会社も多くなってきています
【囲い込み】とは買主も自社で紹介することで仲介手数料が売主・買主からもらえるということになります
そのために他社からの買主の紹介には積極的ではありません
そのために本来売却できていたにもかかわらず、価格を下げる羽目になります
まとめ
いかがでしたでしょうか
マンションが売れないのには理由を3つ上げましたが、これ以外にも売れない理由は色々と考えられます
同じマンションでもお部屋の明るさ、広さなどは色々とあります