平屋の家に2階部分を継ぎ足しの増築はしないほうがいい訳

2階部分を継ぎ足し

毎日、売りに出されている戸建を見るとその家の歴史を想像してしまいます

建替えが難しい家などを見ていると、増築している不動産をよく見ます

土地には建てられる規模、利用できる土地面積が決まっているので、オーバーすると購入者がローンを組めないために不動産価値が落ちてしまいます

その他にも継ぎ足した家は家相的にもよくありませんせん

2階部分を継ぎ足さない方がいい理由についてまとめてみました

目次

増築は不動産価値が落ちる

戸建で価格的に安い物件をみていると理由がわかります

住宅ローンが組めない物件は現金で購入者は購入します

そのために住宅ローンが組めない物件は銀行融資、フラット35を利用できないために価格を安くしないと売れません

容積率オーバー、建蔽率オーバー

中古戸建で増築してしまうとほとんどの場合は容積率オーバー、建蔽率オーバーということで既存不適格物件や違法建築という部類になってしまいます

  • 既存不適格物件・・・建築基準法が厳しくなったために、現在の規格には合わない
  • 違法建築・・・・・・建築確認を取らないで勝手に建築してしまった物件

建築基準法に合わない物件を建築しないようにする行政は金融機関にもそのような物件には融資をしないようにするということを指導します

担保価値のない住宅ローンが利用できない物件になります

家相では2階の継ぎ足しは凶相

家相では2階の継ぎ足しは凶相

家相は迷信といわれていますが、不動産取引をしていると偶然かどうかわかりませんがあまりいい事ではないように実感します

リフォームで継ぎ足したとたんに、ご家族の不幸が立て続けにありました

あまり、迷信とは考えにくいです

継ぎ足しは家相的にも住宅的にもよくない

住宅は長年住むことで住んでいる人と住宅は一体化するという考え方が家相にはあります

現在の住宅のバランスが取れている中、急に2階を継ぎ足すことでバランスが崩れてしまうということになりかねません

住宅として平屋建ての建物には柱は1階様に合わせた太さのものを使います

2階、3階を建てる予定ではないのでそれに合わせたものになります

それが、急に2階部分を継ぎ足されてたら建物に対して大きな負担を与えてしまいます

自然災害には対応できないかもしれません

2階がどうしても欲しい場合は建て替えがおすすめ

建替え

2階建てをどうしても欲しい場合は建て替えがおすすめです

リフォームの方が安くつくと考える方もいれば、建て替えしたら建物が小さくなるという方もいらしゃいます

リフォームが安くつくというのは実際そうでもありません

逆にリフォーム価格が新築より高い実例をよくみています

また、用途地域の変更で建てれるものがちいさくなってしまうということもありますが、不動産価値からは止めておいた方がいいです

容積率、建蔽率をオーバーする物件は住宅ローンが付かないので価値を下げてしまいます

まとめ

戸建の2階部分の増築について、不動産価値、家相から解説させていただきました

不動産価値からみると建蔽率オーバー、容積率オーバーの物件になる可能性が高いことと災害に弱い建物になる可能性があります

また、家相では迷信の部分はありますが、建物に負担をかけることで住んでいる人にも負担がかかるということになります

ムリなリフォームというよりは新しく建て直す事がおすすめです

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この記事を書いた人

マチ不動産株式会社代表。神戸市東灘区出身。中堅マンションディベロッパーで新築マンションの販売・収益不動産の取引、仲介不動産の所長を経験後、2007年8月に独立開業して現職に至る

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