神戸のマンションを所有している人なら、常に最新の売却相場を確認しておく必要があります。
マンションの相場価格は、時代の流れと共に常に変化していて、大きく値上がりする事も少なくありません。
そこで今回は、神戸のマンションは値上がり傾向?というテーマで、過去の推移や今後の予想も解説していきたいと思います。
神戸にマンションを所有している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
神戸のマンションは値上がり傾向?
それでは早速、神戸のマンションは値上がり傾向?という点から見ていきたいと思います。
近畿レインズが2013年~2018年までの神戸で実際に売却されたマンションの平米単価平均の推移を出したグラフによると、2013年には24万円/㎡だったのが、2018年には34万円/㎡前後に上昇している事が分かっています。
平米単価が10万円も違うという事は、実際の価格になると800万円前後の差が出ているという事が分かるのです。
2019年以降も、神戸のマンションは値上がりを続けています。
神戸のマンションの相場価格
では次に、神戸の主要マンションの相場価格を見ていきましょう。
特に、人気の高いマンションほど値上がり傾向にあり、上昇率も著しいと言われています。
神戸ハーバータワー
2018年12月現在の販売㎡単価は、93.3万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年6月は63.8万円/㎡、11月は59.9万円/㎡、12月は71.2万円/㎡となっています。
こうべ海岸通ハーバーフラッツ
2018年12月現在の販売㎡単価は、41.1万円/㎡~45.4万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年8月は35.6万円/㎡、9月は37万円/㎡、11月は39.4万円/㎡となっています。
住吉山手コモンズ
2018年12月現在の販売㎡単価は、36.9万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年11月は29.7万円/㎡、12月は36.8万円/㎡となっています。
エリオ西神南
2018年12月現在の販売㎡単価は、29.8万円/㎡~31.7万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年2月は19.1万円/㎡、4月は27.3万円/㎡となっています。
キャナルヴィスタアーバンコンフォート
2018年12月現在の販売㎡単価は、34.4万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年1月は28.8万円/㎡、9月は32.7万円/㎡となっています。
パークフィールド垂水舞子
2018年12月現在の販売㎡単価は、27.1万円/㎡
過去の成約㎡単価:2017年2月は18.2万円/㎡、7月は22.4万円/㎡となっています。
見出し3、神戸のマンションが値上がりしている原因
では次に、神戸のマンションが値上がりしている原因を解説していきたいと思います。
神戸のマンションが、ここ数年で上昇しているのは、下記のような要因が考えられます。
- 大規模な金融緩和政策
- 東京オリンピック開催決定による、全国的な投資マンション人気の上昇と建設価格の高騰
- 長期的に消費税増税前という雰囲気
このような原因で、神戸のマンションが値上がりしていると言われているのです。
今後の予想
では最後に、神戸のマンションの相場の今後の予想を見ていきたいと思います。
実は、2018年に神戸のマンションの価格に大きく影響を与えるような規制が発表されました。
その内容は、三宮などの市内中心部をタワーマンションなどの大規模マンション建設禁止エリアにして、商業施設やオフィスを中心としたエリアに変えるというものです。
この規制条約によると、現在タワーマンションや大規模マンションが立ち並んでいるエリアには、今後大きなマンションを建設する事が出来なくなり、既存のマンションの需要が高まるという事になります。
そもそも、大規模マンションなどは需要が高い地域に建てられている事が多いので、利便性の高さという部分がさらにマンションの価値を押し上げる結果となるのです。
このような条例に加え、先ほどご紹介した3つの原因が合わさり、神戸のマンションの値上がりが進んでいるという事なのでしょう。
まとめ
さて今回は、神戸のマンションは値上がり傾向?というテーマで、過去の推移や今後の予想も併せて解説してみました。
神戸のマンションは、時代の流れと共に年々その需要が高まっており、物件の値上がりも進んでいる状況です。
しかし、マンションの値上がりは、2019年が過渡期とも言われており、下降のスピードが著しくなる地域も出てくるのではないかと予想されている側面もあります。
このような状況から、マンションの相場を的確に予想するのは難しいですが、マンションを所有している人は常に最新の情報を確認しておく必要がありますね。