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U R賃貸って実際どうなの? 礼金仲介手数料保証料なし メリット・デメリットを一挙紹介!

「U Rであーる♪」と、つい口ずさんでしまうC Mで有名な「U R賃貸住宅」。

礼金・仲介手数料・保証料がなく、さらに更新料も掛からないので、引越しに必要な初期費用、そして更新時にかかる費用も節約できます。

メリットがとても多いU R賃貸住宅ですが、あなたのライフスタイルによってはデメリットも出てくる可能性もあります。

この記事では、U R賃貸とは何なのか、メリットやデメリット、U R賃貸住宅に向いている人、向いていない人などを掘り下げて紹介していきます。

目次

U R賃貸住宅とは?

U R賃貸住宅とは?

有名俳優を起用したCMや特徴的なピンクと青のカラーで有名なU R賃貸住宅ですが、「民間の管理会社とどう違うの?」といった疑問が出てくると思います。

現在、独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅で全国に約72万戸あり、世界一の管理戸数を誇っています

もともと、住宅公団が運営していた全国にある団地になります

公的な賃貸住宅を管理しており、公団住宅の他に高級住宅街に建つタワーマンションや最新設備が備わったハイスペック住宅などもあり、人気の賃貸住宅です。

単身者からファミリーまで多くの物件がある

U R賃貸住宅は2L D Kや3L D Kなどのファミリー層向けの物件というイメージがありますが、実は1D Kや2D Kなどの単身者向け物件も揃っています。

単身者向け物件のデメリットとしては、最長3年の定期借家のため転勤のある方には向きません。

また、部屋数が少ないので空きが出にくい点もあげられます。

単身の方のお部屋探しの際には、単身者向け物件をこまめにチェックすることが低予算でのお引っ越しの近道になるかもしれません。

高い耐震性能

U R賃貸住宅は、昭和56年5月以前の旧耐震基準に基づいて建てられた建物を対象に耐震診断をしており、耐震性に不安がある建物に対しては耐震改修を行なっています。

また、1995年1月の阪神・淡路大震災および2011年3月の東日本大震災の際、住宅部分に大きな被害を受けておらず、人命に係る被害も出ていないので、高い耐震性能であることがわかります。

地震大国の日本で暮らす上で、耐震性能の高い住居に住むということは大切なことなので、安心して暮らすことができますね。

団地リノベーション物件

築年数が古い団地のイメージがあるU R賃貸住宅ですが、近年は「団地リノベーション」に力を入れています。

水回りの設備を新しくしたり、和室を洋室に変えたりと、リノベーションを済ませた物件が豊富にあります。

実際にホームページからリノベーション物件を探したところ、一般的なキッチンから、カウンター付きキッチンにリノベーションされた物件がありました。

お部屋にこだわりたい女性の方でも満足できるような物件も多くあり、

築年数が経ち外観は古くても、内装がおしゃれにリノベーションされている物件なら、築年数は気にしないという方もいますので、こういった物件があるというところも人気のひとつのようです。

清掃を担う「クリーンメイト」の存在

U R賃貸住宅は広い敷地内に住居棟や芝、公園などが設けられており、自然のなかで暮らす心地よさを感じさせてくれる点が魅力のひとつです。

そんな快適な住環境を維持してくれているのは、「クリーンメイト」と呼ばれる清掃員の方々です。

建物の敷地内やゴミ置き場など、様々な部分の清掃を行っています。

また、登下校の時間帯である朝8時と午後3時頃に、清掃しながら「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」と児童に向けて声かけをする「83運動(はちさんうんどう)」を実施しています。(一部実施していない住宅もあります)

登下校の時間帯に大人の目があることで、防犯面としても安心な暮らしをサポートしてくれているので、心強いですね。

U R賃貸住宅のメリット

UR賃貸住宅のメリットは費用に特化しており、初期費用を抑えて住み始めることができるため賢い引越しが叶うのです。

他にも、安心して暮らせる制度などがあるのが嬉しいポイントです。

ここでは11個のメリットを紹介していきます。

初期費用が抑えられる

初期費用が抑えられる

礼金なし

民間の賃貸住宅に入居する場合は、オーナーさんもしくは不動産会社へ礼金として家賃1〜2ヶ月分の金額を支払う場合が多いですが、U R賃貸住宅では礼金はかかりません。

また、クリーニング費用や鍵交換費用などの諸経費も発生しません。

火災保険も任意加入となっています。

仲介手数料なし

礼金と同様、仲介手数料も不要です。

民間の賃貸住宅に入居する場合、仲介手数料は家賃1ヶ月分+消費税が上限となるため、大きな出費となりますが、こちらもU R賃貸住宅では不要となります。

保証人/保証料なし

UR賃貸住宅では、収入などの申し込み条件をクリアし入居資格を満たしていれば、保証人を立てたり、保証会社を利用したりする必要はありません。

保証会社を利用した場合の費用は家賃の5割〜10割が相場と言われています。

例えば、家賃6万円の物件の場合3万円〜6万円ほど大きな出費となります。こういった費用が浮くのはありがたいですね。

申し込みの際には、住民票の写し、収入証明書などの必要書類を提出することで手続きすることができます。

更新料なし

民間の賃貸住宅の場合2年毎の更新が必要となり、家賃1〜3ヶ月分を支払わなければならない場合がありますが、UR賃貸住宅では、契約は自動更新となっており手続きは不要です。

さらに、更新料もかからないので長く住むほど家賃はお得になります。

共益費が安い

UR賃貸は民間賃貸に比べて共益費が安い団地がおおいです

理由はUR賃貸住宅の共益費の算定方式によるものです

実際にかかった管理にかかった費用を元にして入居者に支払ってもらうためです

どこの団地に行っても共用部分は掃除が行き届き、緑の管理もグリーンキーパーの方がメンテナンスを行っているので住環境が整っています

これで共益費が安いのは嬉しいです

キャンペーンでさらにお得に

キャンペーンによっては、1〜2ヶ月程度のフリーレントを実施している物件もあります。

他には一定期間家賃が安くなったり、通常敷金2ヶ月分のところ1ヶ月分になる物件があったりと、お得に引っ越しをすることができます。

実施期間や内容に関しては、キャンペーンによって異なりますので公式ホームページや店舗に問い合わせることを勧めします。

UR賃貸の割引制度

UR賃貸の割引制度

UR賃貸は家賃交渉ができませんが、割引制度があります

  • U35割
  • そのママ割
  • 子育て割
  • 近居割

通常家賃に比べて5%~最大25%まで割引することができます

ただ、期間限定になり3年~9年間の割引を受けることができます

家賃が20%割引になる「U35割」

U R賃貸住宅には、「U35割」という家賃が3年間お得になる割引制度があります。

契約名義人の年齢が35歳以下の方が対象となり、同居できるのは配偶者(年齢不問)もしくは、35歳以下の親族までとなっています。

また、3年の定期借家契約となり、UR賃貸住宅からの住み替えの方、法人(社宅)としてご利用の方は対象外となります。

35歳以下でU R賃貸住宅へお引っ越しをお考えの方は、こちらの割引制度を利用することをお勧めします。

(契約名義人の年齢が35歳以下であれば、単身、学生、夫婦、子育て世帯も対象です。)

家賃が20%割引になる「そのママ割」

18歳以下のお子様と同居しているのが条件になります

3年間の定期借家契約になり基本的には更新することができません

家賃が20%割引になる「子育て割」

新婚さん、18歳未満の子供がいる家庭になり最大9年間家賃20%割引を受けることができます

ただ、世帯年収に制限があり収入が多くなると割引を受けることができなくなります

UR賃貸の子育て割とは?対象などもご紹介します!

退去時のトラブルが少ない

退去時のトラブルが少ない

U R賃貸住宅は国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にしているため原状回復負担区分が明確になっており、入居時にしっかりと案内してもらえます。

U R賃貸住宅の公式ホームページでは下記のように説明しています。

【貸主が負担するケース】

自然消耗や日常生活でどうしても付着してしまう汚れなど

例)壁紙の日焼けによる色あせ、冷蔵庫やテレビの裏側にできる黒ずみなど

【借主が負担するケース】

日々の手入れを怠って生じた汚れ、故意につけた傷など

例)たばこの黄色いやに汚れや臭い、結露を放置したことで拡大したカビなど

引用:https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/202001/000457.html

U R賃貸住宅の原状回復費用の相場は、地域にもよりますが大体平均3万〜5万ほどになっています。

退去する物件に多額の金額が発生するのは誰もが避けたいところですよね。

このようにしっかりとしたガイドラインを参考にしているため、退去時のトラブルが少ないのがUR賃貸住宅の特徴です。

UR賃貸お得な制度

支払った家賃がポンタポイントになる

家賃500円に対して1ポンタのポイントが付きます

また、1年以上お住まいになっている世帯で18歳未満の子供がいる場合、誕生日に1000ポンタがプレゼントされます

2週間前に退去できる

退去通知すれば2週間前に退去できます

通常退去は1か月前に通達して月末まで家賃はかかる1ヵ月単位になります

短期違約金がない

賃貸条件に1年未満・2年未満の退去は短期違約金が設定されていることがありますが、UR賃貸住宅の場合は2週間前に通達すれば退去することができます

住宅の建て替え・リフォームなどで必要になる仮住まいなども可能です

なかなか、短期の仮住まいで賃貸が見つからない場合はUR賃貸住宅がおすすめです

U R賃貸住宅のデメリット

U R賃貸住宅のメリットを多く紹介してきましたが、デメリットも数点ありました。

住む方のライフスタイルによっては問題ないという場合もありますので、ご自身に当てはめて判断してみてください。

入居審査が厳しい?

U R賃貸住宅は審査基準が高いと言われていますが、正確には審査基準がはっきりしています

民間の賃貸住宅で行うような「入居審査」と類似していますが、U R賃貸住宅では5つの条件を満たす方でないと申し込みが出来ないようになっていますので、その条件を紹介していきます。

1.申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方

2.日本国籍の方、またはURが定める資格を持つ外国籍の方で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方

3.単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族のある方

4.申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことができる方

5.申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない方

引用:https://www.ur-net.go.jp/chintai/rent/requirements/#list1

一般的には家賃額の3倍の収入があれば望ましいとされていますが、U R賃貸住宅では家賃額の4倍の収入を条件としています。

例えば、家賃額が6万円の物件であれば、収入は4倍の24万以上なければ条件をクリアできません。

平均月収額が基準に満たない場合は、「家賃等の一時払い制度(家賃の前払い)」や「貯蓄基準制度(家賃額の100倍以上の貯蓄)」を利用するか、一定の条件を満たす場合は、収入基準の特例を受けることができるなど緩和措置も用意されていますので、U R賃貸住宅への相談をお勧めします。

また、申し込み時の抽選倍率が高いといったイメージがあるかもしれませんが、U R賃貸住宅はほとんどが先着順での募集となっています。

(新築物件など一部の物件では抽選があります)

入居可能な空室物件があれば、ご自身のご都合の良い時に内見の申し込みをし、必要な手続きを踏んだ上で入居することができますので、一般的な民間の賃貸物件とさほど変わりはありません。

申し込み資格のハードルが高いということは、住人の方々の質は悪くないということにもなりますので、安心して暮らすことができますね。

UR賃貸の審査完全ガイド

無職・高齢者でも入居できる

民間賃貸住宅では無職の場合は入居するのは厳しくなります

又、高齢者も賃貸住宅をなかなか借りることはできません

UR賃貸では独自の審査方法で審査を行います

そのために無職・高齢者でも部屋を借りることができます

家賃がやや高め

U R賃貸住宅は、民間の賃貸住宅と比べると部屋数の割に家賃が高めに設定され、部屋の面積が家賃に反映される傾向があります。

毎月の支払いは少し高くつきますが、前でも紹介したように礼金や仲介手数料、更新料が不要なことを加味するとお得に暮らせる場合もあるようです。

光回線を導入できない?

順次導入を進めているという光回線ですが、物件によっては未だ導入されていない物件もあります。

全ての物件に光回線が導入されるのはまだ先の話ですので、速度の速い回線を必要とされる方にとっては、生活しづらいかもしれません。

また、個別に自費で導入することも許可されていません。

一般的な賃貸住宅の場合、戸建て用の光回線を用いて導入することも可能ですが、UR賃貸住宅の場合は国が管理する物件のため簡単には工事許可は下りません。

テレワーク化が進む中、高速インターネットが使えないというのはなかなか厳しいと思いますので、インターネット回線を必要とする方は、申し込みの際に確認されることをお勧めします。

オートロックの付き物件が少ない

U R賃貸住宅は、高級タワーマンションもありますが、昔ながらの団地もありますのでオートロック付き物件は少ない傾向にあるので、セキュリティー面で不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

モニター付きインターホンを備えた物件もありますので、幅広く物件探しすることをお勧めします。

U R賃貸住宅に向いている人、向いていない人は?

民間の賃貸住宅とU R賃貸住宅では様々な違いがあり、メリットがあればデメリットも出てきますが、どのような人が暮らしやすく、どのような人に向いていないのか、わかりやすく紹介していきます。

U R賃貸住宅に向いている人

子育て中のファミリー層

郊外の自然豊かな環境が多いため、落ち着いてのびのびとした子育てが叶います。また、敷地内に公園がある場合も多いので、今しかない大切な時間をお子さんと満喫することができます。

初期費用を抑えたい方

転勤などで2〜3年ほどで引っ越しを繰り返していると、引っ越しによる大きな出費が定期的にやってくるので、「貯金がなかなか貯まらない」という事態が発生します。

しかし、U R賃貸住宅なら初期費用を大幅に抑えることができるので、貯金を崩す必要もなく家計の味方になってくれて、とてもありがたいですね。

・保証人を頼めない、頼みたくない方

保証人は何かと気を遣い、お願いしにくいデリケートな部分です。

U R賃貸住宅ならそういった心配は、完全不要なので引っ越しの際の手間が軽減されます。

他には、住宅購入資金を貯めたい新婚やカップルの方、長く住み続けたい方、高齢者の方にもお勧めです。

U R賃貸住宅に向いていない人

住みたいエリアが決まっている方

住みたいエリアが人気エリアになると狙っている申し込み希望者も多く、さらに空きが出にくいこともあります。

引っ越し時期に制限がない方であれば、こまめにチェックするといいかもしれません。

UR賃貸の審査基準に足りてない方

UR賃貸住宅では入居審査の方法は選ぶことができます

  1. 収入
  2. 家賃を1年分前払い
  3. 家賃の100倍の預貯金
  4. 別居家族の収入

どれか1つ審査方法を選ぶことができます

収入による審査は家賃額の4倍の収入がある方を申し込み条件としています。

収入がなくても家賃1年分前払いや家賃100倍の預貯金・別居ご家族の収入などの応援でもご入居することができますが、逆にできない場合は入居することができません

ペット共生住宅が少ない・クレジットカード払いができない

他には、U R賃貸住宅は低所得者向けの住宅だと勘違いされやすい、ペットと暮らすにはペット共生住宅への入居が必須となり空きが少ない、家賃の支払いにクレジットカードが利用できない、などがあげられます。

まとめ

今回、UR賃貸住宅についてメリットやデメリット、向き不向きなど掘り下げて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

初期費用を抑えたい方にぴったりなシステムや、子育て中のファミリーや単身者に向けや、リノベーションされたおしゃれな物件があり、様々なライフスタイルに対応できる賃貸住宅であることがお分かり頂けたと思います。

入居時に必要な費用としては、「敷金(2ヶ月分)」「日割り家賃」「日割り共益費」のみですのでわかりやすく、費用を抑えたお引っ越しが叶います。

また、引っ越しシーズンにはお得なキャンペーンを実施していることもありますので、是非公式ホームページなどでチェックしてみてください。

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