公示価格・基準地価・路線価など土地の価格の指標はいろいろとあります
路線価は相続税路線価と固定資産税路線価と2種類あります
地価を見る指標は4つあるということになります
令和4年度の公示価格について詳しく解説します
公示価格とは
公示価格は地価公示法という法律に基づき土地の更地の適正価格を土地鑑定委員会が毎年3月下旬に発表を行っています
公示価格は兵庫県内の1194箇所の更地の価格の1㎡当たりの価格を表示しています
公示価格を坪単価にする計算式は
1㎡を坪単価にする場合は3.3025坪で直す必要があります
1㎡30万円であれば、30万円×3.3025=99.75万円
坪あたり99.75万円ということになります
兵庫県の令和4年地価公示価格
阪神間の地価は上昇中
前年度、902地点で地価が上がった地点は169箇所でしたが、359箇所まで増えています
(神戸市東灘区、神戸市灘区、神戸市兵庫区、神戸市垂水区、神戸市中央区、尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、明石市)0.2%~0.6%の価格上昇しています
芦屋駅北側・摩耶駅北側が上昇
芦屋市船戸町 | 61万円➡63.5万円(4.1%上昇) |
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灘区灘北通 | 31.7万円➡33.1万円(4.4%上昇) |
地価の2極化が益々進んでいる
住宅地の変動率
商業地の変動率
まとめ
兵庫県の令和4年度の公示価格を見ると完全に地価の2極化がすすんでいるようです
今後もこの流れは変わらないと考えられます
不動産売却においては阪神間の土地はまだまだ上昇する可能性がこの数年は続く可能性が高いですが、駅から遠い物件商業施設が周辺にない物件などは価格がかなり下落しているのも見逃せません
全体的には価格上昇が続きますが、その地域の特性を見極めてから考えたほうがいいようです