UR賃貸「U35割」とは?|ワカモノ向けの割引制度を徹底解説

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UR賃貸住宅では35歳以下の若者を対象に、最大20%家賃を割り引く制度を設けています。

その名も「U35割(アンダー35割)」

  • 就職を機に一人暮らしを始める社会人の方
  • 進学のため親元離れて生活を始める学生の方
  • 結婚資金や将来に備えて貯金をしたい方

こんな方におすすめの割引制度ですよ。

くわしく解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

UR賃貸「U35割」とは?|ワカモノ限定の割引制度

UR賃貸「U35割」とは?|ワカモノ限定の割引制度

「U35割」の概要は下記の通り。

  • 契約者が35歳以下の若者世帯が対象
  • 家賃が最大20%割引される
  • 同居人は35歳以下の親族か配偶者のみ

適用できるとかなりラッキーな制度ですよ。くわしく解説していきますね。

対象は契約者が35歳以下の世帯

対象は初めてURを契約する35歳以下の若者。

既婚・未婚を問いません。

そのため、学生や単身者・夫婦・シングルマザー・子育て世帯も対象です。

契約者の申し込み時の年齢で適用を判断します。

入居後間もなく36歳になったとしても3年間割引を受けられますよ

(参考)UR都市機構 U35割

 家賃が最大20%引きになる

U35割が適用されると、毎月の家賃が3年間最大20%割り引きに。

一般賃貸を3年間契約した場合と比べてU35割はどれほどおトクか、下の表を見ていただければ一目瞭然です。

家賃10万円のお部屋を3年間契約した場合、3年間の総支払額は以下のとおり。

例:家賃10万円UR賃貸U35割のお部屋一般賃貸のお部屋
家賃(36ヵ月分)2,880,000円3,600,000円
敷金160,000円(2ヶ月分)100,000円(1ヶ月分)
礼金0円200,000円(2ヶ月分)
仲介手数料0円100,000円
更新料0円100,000円
合計 3,040,000円4,100,000円

3年間の差額は1,060,000円!

100万もあれば、結婚資金やマイホームの頭金の一部に充てられますね。

同居できる親族の条件に制限アリ

同居が認められているのは、配偶者か親族のみ。

親族も35歳以下限定ですが、配偶者の年齢は問われません。

同居できる親族の範囲は6親等内の血族や3親等内の姻族。

子や両親、兄弟、祖父母、いとこ、はとこなどが含まれますが、35歳以下限定なので、必然的に両親や祖母は対象外となります。

「U35割」のデメリット|3年間の定期借家契約

若年層世代には非常に魅力的な割引制度ですが、契約前に熟慮が必要なポイントがあります。

「U35割」が3年間の定期借家契約である点です。

定期借家契約とは契約期間が満了したら、確定的に終了する契約のこと。

基本的に4年目には引っ越す必要がある契約形態なのです。

「再契約」できるのはURから「再契約」の通知が来た場合のみ。

入居者側の事情が考慮されることはなく、UR側のみの判断になります。

そのため4年目の退去を念頭に置いて契約すべきでしょう。

デメリットへの対処法|住み替え制度を利用して新居もURに

4年後の新居もURを選ぶと、何かとおトクで便利。

URからURへの引っ越しなら敷金の引き継ぎができるため、引っ越し初期費用を軽減できます(住み替え制度)

具体的には、敷金から退去時にかかった修繕費を差し引き、その残額を新居の敷金に充てる形になります。

また、新居の家賃が現在の家賃と同額以下の場合には収入確認書類の省略も可能。

わずかでも提出する書類が少なくて済むのは助かりますね。

(参考)UR都市機構 住み替え制度について

「U35割」の申し込み方法

「U35割」のデメリット|3年間の定期借家契約

「U35割」の申し込みは先着順です。

ネットや電話での受付は行っていません。

申し込みの受付窓口は下記のとおり。

  • UR賃貸を取り扱う不動産業者
  • UR賃貸現地案内所
  • UR賃貸ショップ

空き状況は専用のフリーダイヤルから確認できますので、マメにチェックすると良いでしょう。(参考)URの借り方

「U35割」に関するよくある質問

最後に「U35割」についての疑問点に答えていきます。

  別の「U35割」の部屋に住み替えられるか?

他のU35割適用のお部屋への住み替えはできません。

U35割は初めてURを契約される方を対象とした割引だからです。

35歳以下のご夫婦のうち、1回目はご主人名義で契約し、2回目は奥様名義でU35割を適用させるのは可能です。

同棲する場合にも適用になる?

残念ながら適用できません。

同居対象は「配偶者」か「親族」のみです。

同棲するにはURのハウスシェアリング制度を利用するしかありません。

(参考)UR都市機構 ハウスシェアリング

途中解約はできる?

3年未満の退去も可能です。

必ず3年間住む必要があるわけではありません。

「U35割」は固定費を抑えたい若者の味方!(まとめ)

「U35割」について、おさらいしましょう。

制度の特徴は以下のとおり。

  • 3年間家賃が最大20%引きになる
  • 初めてURを契約する35歳以下の若者が対象
  • 同居できる親族は35歳以下、配偶者の年齢は問わない
  • 3年間の定期借家契約なので基本4年後は退去の必要がある

退去することになっても、新居もURを選ぶと何かとおトクがいっぱい。

ぜひご検討ください。

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