UR賃貸とビレッジハウスはどう違うの?比較してみました!

UR

賃貸住宅を借りたいと思った時に、ネックになるのが初期費用の高さではないでしょうか?

引っ越しをするとなると、家賃や初期費用だけでなく、様々な費用がかかってきますよね。

そのため、初期費用はなるべく抑えたいと考える人も多いと思います。

そこで選択肢として挙げられるのが、UR賃貸とビレッジハウスです。

しかし、具体的な違いが分からないという人もいると思うので、今回はUR賃貸とビレッジハウスの違いを比較していきたいと思います。

引っ越しを検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

審査の違いは?

それでは早速、UR賃貸とビレッジハウスの審査の違いから解説していきましょう。

まず、UR賃貸の審査ですが、UR賃貸は収入が家賃の4倍ないと審査に落ちてしまいます。

ただし、収入が4倍ない場合でも、家賃を1年~10年前払いする事で、賃貸契約を結ぶ事は出来ます。

また、貯蓄が家賃の100倍ある場合も、賃貸契約する事が出来ます。

そのため、無職の状態で収入がなくても、貯蓄や前払いの方法を利用すれば、審査に通る可能性があるというわけです。

ビレッジハウスの審査では、収入の条件は公開されていません。

そのため、安定した収入があれば審査に通る可能性が高いと言われています。

ビレッジハウスのからくりは?

では次に、ビレッジハウスのからくりについて解説していきたいと思います。

ビレッジハウスの最大の特徴は、家賃が格安だという事ですよね。

安い所だと、1万円台の家賃のビレッジハウスもあります。

では、なぜここまで家賃を安く出来るのでしょうか?

それは、ビレッジハウスはもともと国の事業で建てられた、雇用促進住宅を安く買い取って、きれいにリノベーションしているからです。

国の事業で建てられた住宅ですが、廃止や譲渡が決定した事によって格安でビレッジハウスが購入する事が可能となるのです。

また、ビレッジハウスはソフトバンクグループ傘下の民間会社が運営している事もあり、価格を抑えることが出来るというのも、家賃が格安な理由でしょう。

ビレッジハウスに合う方

では次に、ビレッジハウスに合う方の特徴をご紹介していきたいと思います。

結論から言うと、ビレッジハウスはシングルマザーや生活保護受給者、外国人、高齢者など大家さんから見て、審査に不利になりそうな不安要素がある人が合うと言えます。

ビレッジハウスは、職業・年齢・国籍などが不問で、保証人も不要という事もあり、審査に必要な部分が不安な人にはとても助かる賃貸なのです。

また、家賃も安く抽選がないので、空いていれば即入居が可能という点も嬉しいですね。

ビレッジハウスを借りない方がいい人

◆短期間で解約する人

ビレッジハウスは短期違約金が非常に高く、2年未満で退去を考えている方は借りない方がいいです

◆大きな音で音楽を聴きたい方

ビレッジハウスは昭和期に建築されたものが多く、建築基準法が現在に比べて緩い時代背景です

そのために、壁が薄く部屋の音が響きやすいということが多いです

UR賃貸に合う方

では次に、UR賃貸に合う方の特徴をご紹介していきたいと思います。

UR賃貸は、ある程度の収入や貯蓄があれば審査を通すことが出来ます。

また、保証人も不要であることから、自己責任で契約したい人には合う賃貸と言えます。

火災保険への加入義務もないので、手間や費用を抑えたい人にもおすすめです。

そして、最新設備を備えた部屋が多い事や、立地条件が良い場所が多い事から、子育てを考えている人にも合うと言えますね。

UR賃貸住宅を借りない方がいい方

ペットを飼っている人・これから飼いたいと思っている人はUR賃貸を選ばないほうがいいです

犬や猫などは基本的にはペット共生住宅限定になります

ペット共生住宅は1棟丸ごとペット専用の住宅になり、散歩から帰ってきたペットの足洗い場なども設置されていて、ほとんどがペットを飼育されている方が多い住宅です

ただ、全国に数棟しかなく空いているときも少ないです

また、熱帯魚や金魚などを飼育するなど大量の水を必要とする場合も禁止対象になっています

ビレッジハウスとUR賃貸どちらが安く入居できる?

日本の賃貸住宅は初期費用も賃料も高いです

住宅費用はできるだけ安くしたいものです

安い賃貸と言えば、ビレッジハウス・UR賃貸などの選択肢がありますが、どれがコスパがいいのかを研究してみました

ビレッジハウス・UR賃貸住宅一番安く入居できる?

初期費用が安いのは

 ビレッジハウスUR賃貸住宅
礼金なしなし
敷金なし家賃の2ヵ月
仲介手数料直接契約ならなしなし
火災保険料任意加入(一部強制加入)任意加入
鍵交換費用なしなし
短期退去違約金ありなし

初期費用についてはあまり変わらないようですが、敷金が公営住宅とUR賃貸は必要になりますがビレッジハウスは敷金が一切かからないという点で初期費用はビレッジハウスが一番安くすむようです

家賃・管理費

 ビレッジハウスUR賃貸住宅
家賃ありあり
管理費なしあり

管理費についてはビレッジハウスのみなしで済みます

家賃については地域によってかわりますので、比較検討が必要になります

短期違約金

 ビレッジハウスUR賃貸住宅
短期違約金ありなし

ビレッジハウスは1年未満の短期で解約された場合

家賃3ヶ月分+退去クリーニング費用1㎡あたり1,210円(税込)がかかります

50㎡の部屋で家賃5万円のお部屋の場合(1年未満の退去)

家賃3ヶ月分15万円
クリーニング費用6万500円
 21万円500円

50㎡の部屋で家賃5万円のお部屋の場合(2年未満の退去)

家賃2ヶ月分10万円
クリーニング費用6万500円
 16万円500円

色々なところに住みたいと考えておられたり、短期で解約することが決まっている場合はUR賃貸のほうがいいです

UR賃貸では2週間前に解約通知をすることで解約することができます

また、短期違約金はありません

住宅・設備

 ビレッジハウスUR賃貸住宅
建物構造鉄骨造・鉄筋造鉄筋造
エアコンオプション月々1,000円部屋によってある場合がある
ガスコンロオプション月々1,000円部屋によってある場合がある
ガス給湯器オプション月々1,000円ついている

まとめ

UR賃貸・ヴィレッジハウスも非常にお得に借りることができます

どちらも同じという訳ではなく、利用者によって判断は分かれるようです

長く住む事ができるのであれば、ビレッジハウスがお得に借りることができます

さて今回は、UR賃貸とビレッジハウスの違いを比較してみました。

それぞれに特徴が異なるので、自分に合った方を選ぶ事が大切ですね。

家賃をとにかく抑えたいのならビレッジハウスが合うでしょうし、最新設備や立地条件などを考慮したい場合はUR賃貸の方が合うでしょう。

今後、引っ越しを検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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