不動産のポータブルサイトや不動産会社のホームページで同じ不動産が違う店舗から情報がでていることに気づかれた方も多いと思います
又、その会社だけしか情報をもっていないという場合もあります
この違いはどうしておきるのでしょうか
目次
不動産流通のしくみ
不動産物件情報がネット広告として市場にできるまでの流れになります
①売主さんと不動産会社が売却に対しての媒介契約を結ばれます
- 不動産物件情報を調べて資料を作ります
- 実際に見学したい人が入れば媒介不動産会社から売主さんに情報が入り案内します(売主さんと直接やりとりするのはすべて媒介契約を結んだ不動産屋さん)
②不動産の売買情報が媒介業者より他の不動産会社に情報がながれます(不動産流通機構の会員に)
③ネット広告の許可を媒介業者に依頼し、掲載許可がでれば他の不動産会社からも情報が複数でてきます
この様な形で情報がでてきますので、複数の不動産会社から同じ情報が流れるということになります
不動産媒介契約とは
売主さんが不動産屋さんに依頼する時の契約方法になります
契約方法には3種類あります
専属専任媒介契約
- 売主さんは依頼する不動産会社は1社だけ
- 契約を結んでから、親族に不動産を個人売買するということはできなくなります
- 不動産流通機構(レインズ)に締結から5日以内に登録
- 販売活動を1週間に1回以上報告しなければいけません
という契約内容になります
専任媒介契約
- 不動産会社1社だけに依頼することができる
- 自分で探した人、法人に売却することができる
- 媒介契約を結んでから7日以内に不動産流通機構(レインズ)に登録しなければいけない
- 活動報告を2週間に1回以上報告しなければいけない
一般媒介契約
- 複数の不動産会社に依頼することができる
- 不動産流通機構(レインズ)に登録する義務はない
- 活動報告義務はない
一般媒介契約で売主さんが契約していれば、情報としてでてこないことはあります
まとめ
いかがでしたでしょうか
不動産の売買物件の場合は不動産流通機構(レインズ)に一般媒介契約以外は登録しますのでどこの不動産会社にいっても情報は取り寄せることができます
複数の不動産会社にいっても情報は同じという訳です
ただ、不動産会社によっては仲介手数料無料、半額を売りにしている会社もありますので条件にあえばそういった会社に依頼するのもいいのではないでしょうか