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不動産売却をした時の確定申告書の書き方について詳しく解説します!

不動産売却 確定申告 書き方

不動産売却を行い利益が出ると、必ず確定申告を行う必要があります。

しかし、初めて不動産売却をした人にとっては、どのような書類を用意して、どのような感じで書けば良いのか分かりませんよね。

書き方が分からないまま、何となく記入してしまうと何度も修正が発生して、実際に確定申告が完了するまでに時間がかかってしまう事もあります。

そこで今回は、不動産売却をした時の確定申告書の書き方について詳しく解説していきたいと思います。

不動産売却後に、初めて確定申告をするという事はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

不動産売却した時の確定申告時期は?

ではまず、不動産売却をした時の確定申告をする時期について見ていきましょう。確定申告をする時期は、不動産を売却した翌年の2月15日~3月15日までの間です。

必ず、この期間中に申告を行うようにしましょう。

不動産売却をした時の確定申告書の書き方

では次に、不動産売却をした時の確定申告書の書き方について解説していきたいと思います。

必要書類

まずは、確定申告書の作成に必要な書類をご紹介していきます。

*必ず必要になる書類*

・確定申告書(税務署・国税庁のホームページからダウンロード)

・確定申告書第三表(税務署・国税庁のホームページからダウンロード)

・確定申告書付表兼計算明細書(税務署・国税庁のホームページからダウンロード)

・住民票の写し(不動産がある場所の自治体の役所)

・本人確認書類(マイナンバーカードなど)

・不動産売却時の売買契約書の写し

・不動産購入時の売買契約書の写し

・諸経費の領収書

*特例を利用する際に必要となる書類*

・3,000万円特別控除特例:譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)

・相続税の取得費加算の特例:相続財産の取得費に加算される相続税の計算明細書、譲渡所得の内訳書

 書き方

では次に、確定申告書の具体的な書き方について解説していきましょう。

不動産売却をした時の確定申告の際に、書く必要がある書類は、「確定申告書」「確定申告書第三表」「確定申告書付表兼計算明細書」の3つになります。

 ・確定申告書の書き方

確定申告書は、税務署または国税庁のホームページからダウンロードすると簡単に書類を入手する事が出来ます。

記入する項目は、下記の通りになります。

①個人情報:名前、住所、個人番号、生年月日など

②収入金額:給与や事業所得、不動産など

③所得金額:収入から控除などを差し引いた金額

④社会保険料控除:社会保険料の金額

⑤生命保険料控除:生命保険料の金額

⑥地震保険料控除:地震保険料の金額

⑦配偶者所得控除:配偶者がいる場合に受け取れる控除金額

⑧所得金額合計:全ての所得を合算した金額

⑨所得から差し引かれる額の合計:所得から引かれる金額

⑩第三表86:確定申告書Bの第三表の86の数字

⑪再差引所得税額:申告書38番-39番

⑫復興特別所得税額:再差引所得税額×2.1%

⑬所得税及び復興特別所得税の額

⑭所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額

⑮所得税及び復興特別所得税の第3期分の税額

・確定申告書第三表

確定申告書第三表も、税務署・国税庁のホームページからダウンロードする事が出来ます。

確定申告書第三表は、主に計算明細書に記された内容を転記する形になります。

・確定申告付表兼計算明細書

確定申告付表兼計算明細書は、国税庁のホームページからダウンロードする事が出来ます。

*第一表の記入項目*

・現住所

・氏名

・電話番号

・職業

*第二表の記入項目*

・所在地:譲渡、売却した住所

・売却地の詳細:種類や広さ

・利用状況:売却直前の利用状況

・売買契約日

・引き渡した日

・共有者の氏名、住所

・譲渡先の氏名、住所

・売却金額

・手付金や残金

*第三表の記入項目*

・譲渡した土地の住所、氏名

・購入、建築代金または譲渡価格の5%

・建物の償却費相当額

・土地の取得費

・譲渡、売却のために支払った金額

・譲渡金額の計算

見出し3、スムーズに確定申告するためのコツ

では最後に、スムーズに確定申告するためのコツをご紹介していきたいと思います。

まず、一部の確定申告書はWEBで作成できるものがあります。

オンライン上で、画面の案内に従って必要事項を記入するだけで確定申告書の作成が終わるので、わざわざ書面で作成するよりもスムーズに手続きが進められます。

そして、確定申告をスムーズに進めるためには、出来る限り修正がないように作成する必要があります。

そのため、確定申告書の書式は確実に守り、記入する際は黒のボールペンを使用するなど、形式に則って作成しましょう。

また、事前に譲渡所得税などを計算しておくと、記入する際にスムーズです。

いざ作成しようとした時に、毎回計算しながら記入するとそれだけで時間と手間がかかってしまいます。

確定申告書の作成は、余裕をもったスケジュールで行う事が大切ですので、上記でご紹介したコツを取り入れる事をおすすめします。

まとめ

さて今回は、不動産売却をした時の確定申告書の書き方について詳しく解説してみました。

確定申告書は、記入事項が異なる何枚かの書類へ記入する作業が必要になるので、慣れていないと意外と時間がかかってしまうものです。

そのため、出来るだけ自分で出来る事前準備をしておく事で、確定申告がスムーズに進むようになります。

不動産売却をして、確定申告が必要な人はぜひ参考にしてみてくださいね。

不動産売却 確定申告 書き方

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